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Baidu、売り上げ倍増で純利益は79%増
中国Baiduの10〜12月期は引き続き好調で、売上高は前年同期比111%増。広告出稿顧客数、顧客当たり売上高ともに伸びている。
中国Baidu(百度)が2月13日発表した第4四半期(10〜12月期)決算(未監査)は、売上高は5億7110万元(約7830万ドル)で前年同期比111%増、純利益は79%増の2億1980万元(1株当たり6.32元)だった。
Baidu Japan関連のコストは2520万元で、1株当たり純利益を0.73元押し下げている。
売上高のうち、広告出稿による収入は5億6960万元で、前年同期比111%増。同四半期中のアクティブな広告出稿顧客数は15万5000を超え、前年同期から43.5%、前四半期から8.4%増加した。顧客当たりの売上高は3700元で、前年同期を48%上回った。トラフィック獲得コスト(TAC)は7230万元。売上高に占める比率は12.7%で、前年同期の8.7%から上昇している。
通年の売上高は17億4440万元、純利益は6億2900万元(1株当たり18.11元)で、いずれも前年比108%増だった。
1〜3月期については、売上高を5億3300万〜5億4800万元(前年同期比93〜99%増)とみている。
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