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Motorola、買収で中国のデジタルSTB事業を拡充

Motorolaが買収するDahua Digitalは、デジタルセットトップボックスや関連チップの開発や製造を行い、中国のCATV事業者に強い顧客基盤を持つ。

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 米Motorolaは2月25日、中国Zhejiang Dahua Digital TechnologyおよびHangzhou Image Silicon(Dahua Digitalと総称)のデジタルCATVセットトップボックス(STB)関連の資産を買収したと発表した。買収金額は非公開。

 Dahua Digitalは、CATVのSTBやCATV事業者向けの低コストICの開発や製造、マーケティングなどを行っており、中国のCATV事業者に強い顧客基盤を持つという。

 Motorolaによると、中国では1億3000万世帯がCATVに加入しており、アナログからデジタルへの移行に伴い、デジタルCATVへの加入数は、2006年の1000万から2016年には1億6500万に拡大する見通し。Motorolaは、製品市場化に要する時間や研究開発、営業などの面でのDahua Digitalの強みが「Motorolaの中国戦略に合う」とし、この買収により、中国でデジタルSTB製品を拡充、Dahua Digitalの低コストチップセットを使ってラインアップを広げるとしている。

 Dahua Digitalは、Motorolaのホーム&ネットワークスモビリティ事業に統合される。

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