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Dell、温暖化対策NPOに参加
植樹計画の立ち上げや、事業運営から排出する温室効果ガスの相殺などを進めているDellが、PCメーカーとして初めてClimate Groupに参加した。
米Dellは2月27日、地球温暖化対策を進める非営利団体Climate Groupに、PCメーカーとして初めて加入したと発表した。Climate Groupは2004年に設立された国際団体で、企業や政府機関などと協力し、気候変動への対処や「低カーボン」経済への移行を目指した活動などを行っている。メンバー企業には、Google、Bloomberg、News Corp.、Starbucksなどが名を連ねる。
Dellは、自社で製造したPCの温室効果ガス排出量を相殺するための植樹プロジェクト「Plant a Tree for Me」を実施したり、事業全体で排出される温室効果ガスを相殺するカーボンニュートラル化を宣言するなど、温暖化対策を進めている。Dellは、「地球上で最もグリーンなテクノロジー企業になる」ことを目指しており、Climate Groupへの参加もそうした取り組みを示すものだとしている。
Climate Groupは「初のITメンバーとしてDellを迎えることをうれしく思う」とコメント。Dellが、家庭やオフィスなど幅広い範囲に製品を展開していることが「低カーボン経済の実現に、より大きな貢献をもたらす可能性がある」と歓迎している。
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