米Google傘下のYouTubeで、「高画質」での動画再生を選択できるようになった。3月14日、YouTubeが公式ブログで明らかにした。
このオプションは、一部の動画で利用できる。対象となる動画を再生すると、スクリーン下部に「このビデオを高画質で見る」というメッセージが表示され、このメッセージをクリックすると高画質画面に切り替わる。元の画質に戻すには、高画質での再生中に表示される「このビデオを低画質・高速で再生する」をクリックする。また、ユーザーアカウントの設定ページで「可能な時には常に高画質で再生」や「高画質再生を行わない」といった設定をすることもできる。
高画質再生は、パートナー企業のコンテンツだけでなく、YouTubeコミュニティーによってアップロードされる動画にも適用される。YouTubeは、将来的には、より多くのビデオが高画質で楽しめるようになるとしている。
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