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Yahoo!、OpenSocialをサポート――Google、MySpaceと財団設立
GoogleのSNS向け共通API「OpenSocial」コミュニティーにYahoo!が参加。Google、MySpaceとともに支援財団を設立する。
米Yahoo!と米News Corp.傘下のMySpace、米Googleは3月25日、OpenSocialコミュニティー支援のための財団「OpenSocial Foundation」の設立で合意したと発表した。
OpenSocialは、Googleが立ち上げたソーシャルアプリケーションのための共通APIで、MySpaceのほか、hi5やLinkedInなどのソーシャルネットワーキングサービス(SNS)、Salesforce.comやSix Apartなどが採用を表明している。
OpenSocial Foundationは、コミュニティー主導のオープンな規格としてOpenSocialの中立性と持続性を確保することを目的に、非営利組織として運営。主に、OpenSocialプラットフォームの技術、文書、知的財産などの管理を行うという。OpenSocialの関連資産は6月1日までに同財団に譲渡される予定。
同財団ではコミュニティー向けのポータルとして、www.opensocial.orgのWebサイトを開設。最新の規格や各種リソースへのリンクなどの情報を提供している。
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開発者はOpenSocial APIを使って、「一度書けばすべての対応サイトで使える」ソーシャルアプリケーションを開発できる。MySpace、mixiも参加を表明した。
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