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「口コミ」式のSNS向け地域情報検索エンジン登場
新興企業のLoladexが、イエローページとSNS機能を組み合わせた地域情報検索エンジンを発表。最初の製品はFacebook専用となる。
米Loladexは3月26日、同社初の製品となる地域情報検索エンジンを、ソーシャルネットワーキングサービス(SNS)のFacebook上で立ち上げたと発表した。Facebook用アプリケーションとして提供を開始したもので、今後、ほかのSNS向けのバージョンもリリースする計画という。
同社は2007年創立の新興企業で、共同創業者のローレンス・フーパーCEOとダン・グッドマンCOO(最高執行責任者)はともにAOL出身。AOLでフーパー氏は旅行関連および検索エンジン分野を担当、グッドマン氏はイエローページを担当していた。
Loladexは、友人の推薦を頼りに店などを探し出すことができる地域情報検索エンジン。例えば近所でおいしいパン屋を探す場合、口コミや知り合いの評価を頼りにするのを、オンラインで実現したものだとしている。
またLoladexでは、友だちに加え、レストラン予約サイトのOpenTable.comや修繕業者の評価サイトServiceMagic.comなど、信頼できるサードパーティーの推薦を検索結果に反映させることができる。Loladexは今後さらにサードパーティーとの提携を増やしていく計画だ。
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