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QuickTimeの新版公開、11件の脆弱性に対処
QuickTime 7.4.5ではQuickTimeムービーの処理やPICT画像処理などに関する11件の脆弱性に対処した。
米Appleは4月2日、11件のセキュリティ問題に対処したメディア再生ソフトの最新版「QuickTime 7.4.5」を公開した。
Appleのアドバイザリーによると、QuickTime 7.4.5ではQuickTimeムービーの処理やPICT画像処理などに関する11件の脆弱性に対処した。悪用されると細工を施したムービーファイルを閲覧させて任意のコードを実行できてしまうなど、深刻な脆弱性が多数含まれる。
OSはMac OS X 10.3.9/10.4.9/10.5およびそれ以降のバージョンで、Windows Vista/XP SP2が対象となる。
アップデートはMac OS Xではアップルメニューの「ソフトウェア・アップデート」経由で、Windows版は同社のソフトウェアアップデートページで入手できる。
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