米国家電協会(CEA)は4月2日、ソニー・コンピュータエンタテインメント(SCE)の前社長兼CEOの久夛良木健名誉会長が、業界の「殿堂入り」を果たすことを明らかにした。
CEAは、業界の活性化に大きく貢献した発明者や経営者、技術者などを称えるため、2000年に「殿堂」(CE Hall of Fame)を立ち上げた。今年殿堂入りするのは、「プレステの父」久夛良木氏のほか、「マイク・ヘッドフォン技術のパイオニア」フリッツ・ゼンハイザー博士や「DVDの父」ウォーレン・リーバーファーブ氏など12人。10月21日に開催されるイベントで、CE Hall of Fame賞が授与される。
2004年には、当時ソニーの名誉会長を務めていた大賀典雄氏が殿堂入りしている。
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