富士通は4月8日、小野敏彦代表取締役副社長が同日付で退任したと発表した。「一身上の都合により辞任したいとの届けがあった」としている。
LSI事業を分社化して3月21日に設立したばかりの富士通マイクロエレクトロニクス社長も退任する。後任社長には富士通の岡田晴基取締役上席常務が就任した。
小野氏は2月にLSI事業分社化を発表した際、「念願かなって独立する」と語っていた。
関連記事
- 富士通、LSI子会社「富士通マイクロエレクトロニクス」を設立
「念願かなって」──富士通は、LSI事業を分社化して「富士通マイクロエレクトロニクス」を3月に設立する。ASICのほかにASSPなど汎用品を強化し、09年度に営業利益率5%を目指す。 - 富士通社長に野副上席常務が昇格 黒川社長は相談役に
富士通社長に野副上席常務が昇格する。黒川社長は「ワンマンコントロールの弊害が出てきた」と、秋草会長とともに相談役に退く。
関連リンク
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.