ニュース
MSの地図サービス、都内の3D表示に対応 「Virtual Earth」活用
「Live Search 地図検索」に、都内中心部のビルなどを立体的に見られる機能が加わった。地図プラットフォーム「Virtual Earth」を活用した。
マイクロソフトは4月11日、地図サービス「Live Search 地図検索」β版に、都内中心部のビルなどを立体的に見ることができる新機能を追加した。同社の地図プラットフォーム「Virtual Earth」を活用した。
Webブラウザ上で、方向や角度を自由に変えながら3D地図を閲覧できる。好きな地点を写真やコメント付きで登録し、登録した地点を自動で移動できる「3Dツアー」機能も備えた。3Dツアーを移動する動画をWMV形式で保存することもでき、旅行アルバムとして利用するといったことも可能だ。
都内中心部のみ対応しており、今後国内の主要都市や観光都市を中心に対象地域を拡大していく。対応ブラウザはInternet ExplorerとFirefoxで、Active Xをインストールする必要がある。
同機能は2006年に米国で提供を始め、全6カ国で対応している。アジアでは日本が初。
関連記事
- MS、Virtual Earthにリアルな3D地図を追加
MicrosoftのVirtual Earthで、全米15都市が3Dでリアルに表示されるようになった。対象都市は今後も拡大予定。また、3D地図内の道路脇や建物の屋上を広告スペースとして提供することも予定している。 - MS、Google Earth対抗で3DモデリングのCaligariを買収
買収後、3Dモデラー「trueSpace」を持つCaligariは、Virtual Earthチームの一部となる。 - 「Virtual Earth」日本語版API公開
マイクロソフトは地図プラットフォーム「Virtual Earth」の日本語版APIを公開した。3次元地図入りWebサイトなどを構築できる。
関連リンク
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.