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ロボットスーツ「HAL」量産工場の建設開始
大和ハウス工業とサイバーダインは、人体に装着して使うロボットスーツ「HAL」の量産工場の建設を茨城県つくば市で始めた。10月予定の稼働開始以降、年間500台の生産を目指す。
大和ハウス工業とサイバーダインは4月16日、人体に装着して使うロボットスーツ「HAL」の量産工場の建設を茨城県つくば市で始めた。10月予定の稼働開始以降、年間500台の生産を目指す。
サイバーダインは筑波大学大学院の山海嘉之教授がCEO(最高経営責任者)を務め、「世界初のサイボーグ型ロボット」というHALの研究開発を進めている。装着することで人間のさまざまな動作を補助できるのが特徴で、リハビリの支援や介助者支援、レスキュー現場での活用などさまざまな用途への導入を目指している。
昨年、大和ハウス工業がサイバーダインに資本参加し、住宅や医療・介護施設、スポーツ施設でのロボットスーツ活用を目指して業務提携。新工場が稼働を開始する10月には、大和ハウス工業などが医療・介護施設などへのリースを開始する予定。
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