クリプトン・フューチャー・メディアはこのほど、「初音ミク」や「鏡音リン・レン」のオリジナル曲やイラストを投稿できる「ピアプロ」のブログパーツ「ピアプロプレーヤー」を公開した。お気に入りの音楽やイラストを自分のブログで紹介できる。
イラストをスライドショー形式で再生するものと、音楽を再生するものの2種類を用意した。新着作品や、ピアプロのブックマーク機能を利用してフォルダ分けした作品を、最大20件まで表示し、クリックすると作品ページにアクセスできる。色は10色から選べる。
関連記事
- 「出口がない」「権利者は誰」――初音ミク2次創作の課題
初音ミクの楽曲やイラストなどが続々とネットに公開されているが、せっかくの創作物をネットの“外”に出す手段がないのが悩みという。マッシュアップで作られた作品を商用化したい場合は、元の創作者を捜したり、利益配分を考えるのも難しい。 - 初音ミク作品の“出口”は 「表現」と「ビジネス」の狭間で
初音ミクという「声の楽器」が創作を刺激し、作品が次々に生まれている。自己表現のための創作が著作権制度と衝突することもあれば、経済価値を持つことも。作者もコンテンツ企業も、みんなが幸せになれる仕組みはあるだろうか。 - JASRACモデルの限界を超えて――「初音ミク」という“創作の実験”
「初音ミクJASRAC事件」が浮き彫りにした、みんなの創作と音楽ビジネスの矛盾。誰もが創る時代に、みんなが幸せになる仕組みとは。「初音ミク」という“実験の場”を提供し、ユーザーとともに探っていく。連載企画 「おもしろさは誰のものか」序章。 - 初音ミクが開く“創造の扉”
初音ミクで花開いた創造は、まさに「奇跡」だった。奇跡を探り当てたクリプトンは、迷いながらも手探りで、創造の扉を広げていく。 - 男の子もいます!「鏡音リン・レン」 コンテンツ投稿サイトもオープン
キャラクター・ボーカルシリーズの第2弾「鏡音リン・レン」の発売が決まった。要望が高かったという男の子ボイスとして「レン」も用意し、声優の下田麻美さんが一人二役を演じる。ミクやリン・レンのコンテンツを投稿できるサイト「ピアプロ」もオープンする。
関連リンク
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.