米Walt Disney傘下のDisney Consumer Productsは4月30日、トイロボット市場への参入を発表した。米Pixar Animation Studios、カナダのThinkway Toys、香港のWowWeeと共同でトイロボットを製造する。第一弾として、この夏公開予定のPixarとの合作映画「ウォーリー」(日本では12月公開)の主人公をモデルにした踊るスピーカーロボット「iDance WALL-E」を6月にリリースするという。
また秋にはピーターパンの相棒の妖精ティンカーベルをテーマにした、リモコン操作で空を飛ぶ「Tinker Bell」と、動作をプログラミングできる「Ultimate WALL-E」が登場する予定。
iDance WALL-Eは音楽に合わせて踊ったり、しゃべったり、目を動かしたりする。iPodなどの音楽プレーヤーに接続してスピーカーとしても使える。価格は24.99ドル。
Ultimate WALL-Eは10個のモーターを搭載し、映画のウォーリーさながらの動きを実現できるとしている。プログラミングはリモコンのタッチパッドを使って動作パターンを構成する簡単な方法のため、子どもでも行えるという。動作パターンの組み合わせは数千種類に上る。また音声認識とフォローミーモードにより、人間の音声に反応して行動する設定にもできる。障害物を探知する赤外線センサー、音の発生源を感知するセンサー、タッチセンサーを装備。またスピーカー内蔵でMP3ファイルを再生できる。価格は189.99ドル。
Tinker BellはWowWeeの空飛ぶおもちゃに使用されているFlyTech技術を採用。花の形をしたリモコンで飛行する高さやスピードを調節できる。価格は39.99ドル。
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