「Microsoft Office 2008 for Mac」のSP1がリリース
Office 2008 for Macの次のバージョンでは、Visual Basic for Applications(VBA)のサポートが復活する。
米MicrosoftのMacintosh Business Unit(Mac BU)は5月13日、Mac版Office「Microsoft Office 2008 for Mac」のService Pack 1(SP1)をリリースした。Microsoftのサイトから無料でダウンロードできるほか、今後自動アップデートでも配信する。またMac版Officeの次のバージョンでは、Visual Basic for Applications(VBA)のサポートを復活させることも明らかにした。
同社によると、2008年1月の発売以来、Office 2008 for MacはOffice 2004発売当時の3倍の速さで売れているという。
Office 2008 for Mac SP1は、全体的な安定性とセキュリティ、パフォーマンスの向上を実現しているという。各アプリケーションでも、Excel 2008ではWindows向けのExcel 2003とExcel 2007との互換性、Entourageではカレンダー機能の向上、Wordでは印刷機能や見出しオプションの改良、PowerPointではWindows Mobile携帯での閲覧が可能になるなど、複数の機能が改善されている。
またMicrosoftは、Mac版Officeの次のバージョンでは、Visual Basic for Applications(VBA)言語のサポートを復活させることを明らかにした。同社はAutomatorやAppleScriptなど、ほかのスクリプトツールのサポートを強化しているが、マクロを各種プラットフォームで共有している一部の顧客から、VBAのサポート復活への要望があったためという。
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