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「ブラウザ版Google Earth」が可能に――GoogleがAPI公開
Googleが、Google EarthのAPIとプラグインを公開。3DモデルやGoogle Skyなど、Google Earthの機能をブラウザ上で活用できるようになる。
米Googleは5月28日、Google Earthのブラウザ用プラグインとAPIを公開した。これにより、開発者はGoogle Earthを自分のWebサイトに組み入れたり、サイトに組み込んだGoogle Earth上での編集作業が可能になる。
Google Earthのプラグインは、Webサイトから無料で入手可能。開発者はこのプラグインを使って、Google Earthの3Dアプリケーションをブラウザに簡単に組み入れることができる。OSはWindowsに、ブラウザはFirefox 2.xとInternet Explorer(IE)6およびIE 7に対応している。Google Earthを組み込んだサイトを見るためには、ユーザーもこのプラグインをインストールしておく必要がある。
Google Earth APIはJavaScriptベース。サイトに組み込んだGoogle Earth上へのマーカーや線、3Dモデルなどの追加やカメラのコントロール、Google Skyモードへの切り替えなどが可能で、Google Earthを基にした3Dアプリケーションが自由に開発できるようになった。また、Google Maps API使用サイトのスクリプトに1行加えるだけで、サイトを簡単に3D化できるという。
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