ニュース
Apple、Mac OS X 10.5.3を公開――多数のセキュリティ問題に対処:Leopardでは3番目
AppleはMac OS X 10.5.3を公開。セキュリティアップデートでMac OS X 10.4.11の脆弱性にも対処した。
米Appleは5月28日、Leopardの3番目のアップグレードとなるMac OS X 10.5.3を公開した。多数の脆弱性を修正したほか、バグフィックスや機能強化を盛り込んでいる。
「セキュリティアップデート2008-003/Mac OS X 10.5.3」では、計26項目の脆弱性に対処した。このセキュリティアップデートはMac OS X 10.4.11も対象となっている。
脆弱性の影響を受けるアプリケーションは、AFP ServerやApache、Apple Pixlet Video、iCal、メール、rubyなど多数にわたり、細工を施したファイルなどを使って任意のコードを実行できる恐れのある深刻な脆弱性も多数含まれている。セキュリティ企業のCore Security Technologiesが21日に公開したiCalの脆弱性も修正された。
アップデートはアップルメニューの「ソフトウェア・アップデート」またはダウンロードページ経由で入手できる。
関連記事
- 日程調整に食い違い?:Appleのカレンダーソフトに脆弱性、パッチは未公開
- Apple、SafariとMac OS Xの脆弱性に対処の巨大パッチ公開
- Apple、Mac OS X 10.5.2 Updateを公開
関連リンク
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.