「iPhone 3G」発表 ソフトバンクから7月発売
「iPhone 3G」が、ソフトバンクから7月11日に発売される。HSDPAに対応し、WebブラウザやiPodの機能、GPSなどを搭載した。
ソフトバンクモバイルと米Appleは6月10日、3Gネットワーク(HSDPA)に対応し、WebブラウザやiPodの機能を搭載した携帯電話端末「iPhone 3G」を7月11日に発売すると発表した。
2G対応の初代iPhoneと同様、3.5インチのマルチタッチディスプレイ(480×320ピクセル表示)を装備し、無線LAN機能(IEEE802.11b/g)、Bluetooth2.0+EDR、200万画素カメラを備えた。
新たにGPSを内蔵したほか、iPhone SDKで作られたサードパーティー製アプリを利用できる「iPhone 2.0」に対応。Exchangeサーバと同期する機能「Exchange ActiveSync」をサポートした。
背面カラーはブラックとホワイトの2色があり、内蔵メモリ容量は16Gバイトと8Gバイトの2種類(8Gバイトはブラックのみ)。サイズは115.5(高さ)×62.1(幅)×12.3(厚さ)ミリ、重さは133グラム。
連続通話時間は最長5時間、連続待受時間は最長300時間。連続ネット利用時間は3Gで最長5時間、無線LANで最長6時間。
ソフトバンクの孫正義社長は「iPhoneを販売することは、インターネットと携帯の融合を革新的に進めるアップルとソフトバンクモバイルのビジョンが一致することであり、胸が躍る思いです」とコメントしている。
価格や販売形態などは後日発表する(→詳細記事:HSDPA対応の「iPhone 3G」、7月11日発売──販売はソフトバンクショップで)。
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