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MSのテーブル型コンピュータ「Surface」、カジノにお目見え
ラスベガスのカジノに導入された「Surface」では、テーブルに居ながらにしてオリジナルのカクテルを調合し、ほかのゲストに届けることもできる。
米Microsoftとカジノ経営のHarrah's Entertainmentは6月11日、Microsoftのテーブル型コンピュータ「Surface」を、米ラスベガスにあるHarrah傘下のホテルRio All-Suite Hotel & Casinoのラウンジに設置したと発表した。
Surfaceは、30インチのタッチスクリーン付きコンピュータ。キーボードやマウスを使わず画面に触れることでデジタルコンテンツを操作でき、さまざまな角度から、複数の利用者が同時に操作することも可能。既に米AT&Tの一部の店舗に導入されているが、エンターテインメントの場にSurfaceが登場するのは、これが初めて。
Harrah'sが導入したSurfaceは、ゲストがほかのテーブルのゲストとビデオチャットを楽しんだり、写真を送信したりできる「Flirt(ナンパ)」機能や、オリジナルのカクテルを調合し、ほかのゲストに届けることが可能な「Mixologists(バーテン)」機能など、さまざまなカスタムアプリケーションを搭載。Surfaceのインタフェースを活用した各種ゲームや、施設案内機能なども備えている。
Harrah'sは年内にほかの施設でもSurfaceを試験導入していく予定。今後の導入予定は、Harrah'sおよびMicrosoftのWebサイトに掲載していくという。
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Surfaceはタッチスクリーン付きのテーブル型コンピュータ。ユーザーは手でデジタル情報を「つかむ」ことや、タッチやジェスチャーで操作することができる。
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