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MS、欧州に「検索技術センター」を開設――Live Searchに注力
2009年6月までに開設予定の新センターは、欧州の技術者をまとめるハブとして、検索サービス「Live Search」の強化を目指す。
米Microsoftは6月17日、欧州に「検索技術センター」を新設する計画を発表した。開設場所は検討中だが、英国やフランス、ドイツなど、複数の国に分散している技術者をまとめるハブとなる予定。開設時期は、同社2009年度(2008年7月〜2009年6月)中を予定している。
Microsoftは、検索サービス「Live Search」経由での商品購入を対象としたキャッシュバックプログラムを導入するなど、Live Searchへの注力を強めており、新センターの開設もその一環。2005年に北京に開設した検索技術センターをモデルに、地域に合ったよりよい検索体験の提供を目指す。
オンラインサービスやディスプレイ広告では「欧州のネット利用者の68%へのリーチを持つ」というMicrosoftだが、「検索ではまだ当社の望む位置につけていない。欧州での検索事業の成功は最重要課題であり、新センターへの投資は重要なステップ」としている。
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