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Google Trendsに新機能――サイトのトラフィック傾向をグラフで表示
検索トレンド分析ツールの「Google Trends」で、キーワードだけでなく、Webサイトのユニーク訪問者数のトレンドが確認できるようになった。サイト同士の比較も可能。
米Googleは6月20日、検索トレンド分析ツール「Google Trends」に、Webサイトのトラフィック流入傾向をグラフで表示する新機能「Google Trends for Websites」を追加した。Google Trendsでは人気の高い検索語を確認できるが、今回の新機能追加により、Webサイトについてのトレンド情報も入手可能になった。
Google Trends画面で好きなWebサイトのURLを入力すると、そのサイトの1日当たりのユニーク訪問者数の推移が、グラフで表示される。同時に、国や地域別でのユニーク訪問者数ランキングや訪問者がほかに閲覧したWebサイト、検索したキーワードのランキングも表示。対象データは、画面右側のプルダウンメニューで、国・地域や期間で絞り込める。複数のWebサイトを同時に指定すればサイト同士の訪問者数比較も可能。比較できるサイト数は最大5サイトとなっている。
Trends for Websitesは、現在は英語版のみの提供だが、将来的にはほかの言語への対応も予定しているという。
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