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ゲイツ氏「食生活はマクドナルド中心」「今後も助言」 MS樋口社長が語る
「今後もソフトウェアの方向性についてアドバイスをしている」「食生活は質素で、来日中はマクドナルド中心」――マイクロソフトの樋口泰行社長がゲイツ氏を語った。
「ビル・ゲイツ氏は今後も週に1回、Microsoftでソフトウェアの方向性についてアドバイスをしている。退任による大きなインパクトはない」――マイクロソフトの樋口泰行社長は7月1日に開いた経営方針説明会で、経営の第一線を退いたビル・ゲイツ氏について語った。
ゲイツ氏の退任が発表された当初は「社員にも衝撃が走った」が、「かなり前から構想し、十分な時間をかけて準備したため、大きな混乱もなかった」と振り返る。
ゲイツ氏は6月末に常勤の会長を退任し、活動の中心を慈善団体に移す。だが今後も週に1日、Microsoftのソフトウェアについてアドバイスをするため、「退任による大きなインパクトはない」と話す。
「ソフトウェアは高く広い視野で方向性を導くことが大切。固定費が大きいビジネスだから方向性やアーキテクチャを間違えるとインパクトが大きい。最近ゲイツ氏とディスカッションした人は、パッションを持ってアドバイスをもらったと話していた。慈善活動を中心にするからといって、パッションが失われているわけではない」
ゲイツ氏が5月に来日した際、樋口社長はゲイツ氏と一緒に過ごしたという。「トップ自ら分単位で働く人で、社員にいい影響を与える。すごく質素で、食生活はマクドナルド中心。私も久しぶりにマクドナルドに行ったが、案外おいしいなと思った。あなたの資産があれば、いったいいくつマクドナルド買えるの? という話ですが」
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