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ロボットスーツ「HAL」、大和ハウスが独占販売
人体に装着して使うロボットスーツ「HAL」を、大和ハウスが国内で独占販売する。大和ハウスグループが手がけてきた全国約2000カ所の介護・福祉施設を中心に営業していく。
大和ハウス工業はこのほど、人体に装着して使うロボットスーツ「HAL」を開発したサイバーダインと、ロボット事業に関する総代理店契約を結んだ。今秋からレンタル事業者を通じ、HALを介護施設などにリース販売していく。
HALを一括して買い受け、国内で独占販売する。大和ハウスグループが手がけてきた全国約2000カ所の介護・福祉施設を中心にHALをリース販売するほか、グループが手がけた住宅や商業施設などへの導入も検討する。HAL販売に関する問い合わせ窓口も設置する。
サイバーダインが7月4日付けで行う第三者割当増資を引き受けて約10億円を追加出資。出資比率を15.4%から20.5%に引き上げる。資金は研究開発費や、サイバーダインの技術を体験できる施設「サイバーダインスタジオ」(茨城県つくば市に今秋オープン)の設備費用などにあてる。
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- ロボットスーツ「HAL」量産工場の建設開始
大和ハウス工業とサイバーダインは、人体に装着して使うロボットスーツ「HAL」の量産工場の建設を茨城県つくば市で始めた。10月予定の稼働開始以降、年間500台の生産を目指す。
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