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総務省「安心ネット作りプログラム」年内に 違法・有害情報対策で
総務省は、ネット上の違法・有害情報対策を強化するための「『安心ネットづくり』推進プログラム」を年内に策定する。
総務省は、ネット上の違法・有害情報対策を強化するための「『安心ネットづくり』推進プログラム」を年内に策定する。増田寛也総務相が7月15日の記者会見で明らかにした。
青少年をネットの違法・有害情報から守るための対策を幅広くまとめる。違法情報を削除したことで訴えられた場合の損害賠償の範囲を制限するといった内容や、親子のITリテラシーの向上支援などを盛り込む計画で、総務省の「インターネット上の違法・有害情報への対応に関する検討会」で17日から検討を始める。
いわゆる「青少年ネット規制法」(青少年が安全に安心してインターネットを利用できる環境の整備等に関する法律)と「改正特定電子メール法」が成立したことを受け、プログラム策定を決めた。
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