タカラトミーは8月8日、インデックス・ホールディングス、三菱商事と3社で共同出資するティーツーアイエンターテイメント(T2iE)の株式のうち、インデックスが保有する47.5%分すべてを3億7156万円で譲り受けたと発表した。タカラトミーは95%を保有する筆頭株主になる。
T2iEは、デジタルコンテンツやライツ事業を展開する企業で、タカラトミーの連結子会社。タカラトミーとインデックスがそれぞれ47.5%、三菱商事が5%出資していた。
タカラトミーが出資比率を高め、事業との相乗効果ーを追求。インデックスは事業の選択と集中を進める。
両社の総合的な業務提携の内容に変更はないとしている。
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タカラとトミーの合併は、1週間程度の交渉で決まったという。交渉中は「激しい議論の末に全員が退席する」という緊迫したシーンが何度もあったようだ。
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