Microsoft、「Windows Live」最新版のパブリックβをリリース
最新のWindows Liveスイートには動画編集ツールが追加されたほか、Messengerが大幅に刷新された。
米Microsoftは9月17日、「Windows Live」スイート最新版のパブリックβを提供開始した。Windows Liveスイートは「ソフトウェア+サービス」をコンセプトとするWindows Liveサービスの「ソフトウェア」部分で、メール、Messenger、フォトギャラリー、ムービーメーカー、ブログ作成ツール、Toolbar、ファミリーセーフティで構成されている。Microsoftのサイトから無料でダウンロードできる。
ムービーメーカーは今回追加された新機能。動画の取り込みや編集、アップロードまでを、シンプルな操作で行うことができるという。
またMessengerについては、全体的なデザインの刷新を含む、大幅なアップデートが行われた。まず異なる複数の場所から同時にサインインすることが可能になった。例えば自宅のPCでサインインした状態を維持しながら、学校や職場、外出先からもサインインできる。またコンタクト先を含むMessengerのデザインを、自分で選ぶことが可能になった。
仲のよい友人や家族など、頻繁にチャットするメンバーを分類できる「Favorites」、特定グループ専用の会話ウィンドウの設置などが行える「Groups」、チャットしながらの写真共有機能の向上など、さまざまな機能が追加、アップデートされている。
Liveメールでは、Windows Live Calendarとの同期機能が追加された。
フォトギャラリーでは写真に写った人物の顔を識別する機能が導入され、Live Contacts(アドレス帳)とのリンクが可能になった。写真の傾きを修整したり、モノトーンにするなどの編集機能も追加されている。
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