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たまごっちに初のカラー液晶 誕生から12年で
「たまごっち」の液晶画面が、1996年のシリーズ誕生以来初めてカラー化した。たまごっちの表情や、時刻、季節の描写が豊かになった。
バンダイは、携帯型育成ゲーム機「たまごっち」最新作として、液晶画面をカラー化した「たまごっちプラスカラー」を11月22日に発売する。カラー液晶のたまごっちは、1996年のシリーズ誕生以来初めて。5040円。
1.52インチ・128×128ピクセル表示のTFTカラー液晶ディスプレイを搭載。カラー化したことで、たまごっちの具合が悪くなると青ざめたり、怒ると赤くなるなど表情が豊かになったほか、春の晴れた日は青空にピンクの桜が咲き、秋は木がオレンジ色に紅葉し、冬はグレーの空に白い雪が降る――など、天気や季節の変化を描写できるようになった。
たまごっちのご飯やトイレの世話をしたり、ゲームをプレイして遊ぶ。世話やゲームでもらえる「ごっちポイント」で買い物したり、友人のたまごっちと通信を重ね、恋愛結婚をして子どもを誕生させることも可能。庭で「ウキウキの木」を育て、アイテムを実らせることもできる。
サイズは従来のたまごっちとほぼ同じだが、電池をボタン電池から単四形乾電池×2本に変更し、重さは約2倍・約70グラムに増えた。
EXILEとコラボレーションしたプロモーションを展開する。本体にEXILEオリジナルデザインを施し、EXILEの7人が液晶画面に登場する「エグモっち」を、EXILEのドームツアーやファンクラブサイトなどで販売する。マクドナルドとも共同で、大型プロモーションを行う。
ターゲットは7〜9歳の女児。来年3月末までに国内で20万個の販売を目指す。
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