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P2Pで「プリキュア」有料配信 朝日放送、「SkeedCast」採用
朝日放送は、P2Pコンテンツ配信システム「SkeedCast」を採用し、アニメやドラマなどの動画をPC向けに有料ストリーミング配信する。第1弾は「プリキュア」だ。
朝日放送(ABC)は、同社が放送したアニメやドラマなどの動画をPC向けに有料ストリーミング配信する「ABC動画倶楽部」を9月26日にスタートする。Winny開発者の金子勇氏が開発に参加したドリームボートのP2Pコンテンツ配信システム「SkeedCast」を採用し、高画質な動画を効率的に配信できるようにしたという。
26日から、アニメ「ふたりはプリキュア Splash☆Star」全49話と、「Yes!プリキュア5」1〜13話を公開。10月4日からは視聴者参加型の懸賞金付きミステリードラマ「安楽椅子探偵と忘却の岬 出題編」などを期間限定で配信する。
価格はプリキュアシリーズが1話105円、4話パックで336円(第1話は無料)、ドラマが525円など。プリキュアは購入から7日間まで何度でも視聴でき、ドラマは10月31日までなら何度でも視聴できる。
Windows Media Video形式で配信し、ビットレートは3Mbps、1Mbps、500Kbpsの3種類で、コンテンツによって異なる。
ABC動画倶楽部では「単なるアーカイブ配信にとどまらない放送と連動したサービスを行う」としている。
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