「ROBO_JAPAN 2008」開幕 ロボット100体以上が大集合
「ROBO_JAPAN 2008」が10月11〜13日にパシフィコ横浜で開かれる。ユニークなロボットが100体以上集合し、実際にロボットと対話したり、触れ合うなどして「ロボットと共存する未来」を感じられるイベントになりそうだ。
「ROBO_JAPAN 2008」(実行委主催)が10月11〜13日、横浜市のパシフィコ横浜で開かれる。本田技研工業のヒューマノイドロボット「ASIMO」や三菱重工業の「wakamaru」など技術の粋を集めたものからトイロボットまで、約100体以上が集合。2足歩行ロボットによる格闘大会「ROBO-ONE」も開かれるなど、イベントのタグライン通りに「人とロボットの近未来を体感する3日間」になりそうだ。
「鉄腕アトム」の誕生日だった2003年4月7日をめがける形で2003年までに3回開かれた「ROBODEX」を受け継ぐイベント。生活支援やエンターテインメント、介護など人間に身近なパートナーロボットを中心に、29社と7大学・専門学校、7団体が出展する。
会場のステージでは、ASIMOのデモンストレーションや千葉工大の変形ロボットの実演などが行われる。ロボットと直接触れあえる「エンタテインメントゾーン」や、先端技術を搭載したロボットが集まる「研究所・大学ゾーン」など、会場各地でさまざまなロボットが披露される。
同じ会場でROBO-ONEも行われるほか、教育用ロボットを使った工作教室、マイクロソフトの加治佐俊一CTOらが講演するセミナー(高校生以上)も開かれる。
11〜12日は午前10時〜午後6時、13日は午前10時〜午後5時。当日入場料は大人1500円、中高生1000円、小学生600円。詳細はWebサイトで。
wakamaruの後ろの人は「コントローラースーツ」を着装。「闘将ダイモス」のアレのように、自分が動くことでwakamaruを操作できるようになっている。会場ではコントローラースーツを身につけてwakamaruの操縦体験ができるぞ
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