米AMDは10月16日、第3四半期(7〜9月期)の業績を発表した。売上高は17億7600万ドルと前年同期を14%上回り、純損失は6700万ドル(1株当たり11セント)となった。前年同期は3億9600万ドルの純損失を出していた。
CPU関連のマイクロプロセッサの売上高は、前年同期比8%増の13億9100万ドル。前期比では26%アップ。粗利益率は、前年同期の37%から51%に上昇、前四半期の41%も上回っている。同社はグラフィックス製品の刷新とクアッドコア製品の堅調を理由として挙げている。
第4四半期についてAMDでは現在のマクロ経済状況を考慮し、第3四半期からほぼ横ばいの売上高を予想している。
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Intelの7〜9月期決算は、売上高が前年同期比1%増で102億ドル。Atomプロセッサの売り上げが約2億ドルになった。
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