Yahoo!、ソーシャルプロフィール「Yahoo! Profiles」を公開
サービス全般の「ソーシャル化」を目指すYahoo!が、そのプラットフォームとなるプロフィールページを立ち上げた。
米Yahoo!は10月16日、ユーザーが自分のプロフィールや「友だち」の近況を表示するソーシャルページ「Yahoo! Profiles」をβ公開した。yahoo.comのIDを持つユーザーは「profiles.yahoo.com/ユーザー名」で自分のプロフィールにアクセスし、カスタマイズできる。
プロフィールには自分の情報(住んでいる地域、職業、趣味、自分の写真など)を入力し、Yahoo!のアドレス帳から連絡先を「Connections」に転送・登録できる。Connectionsにはメールで友だちを招待することもできるが、招待を承認する側もYahoo! IDを持っている必要がある。「My Updates」には自分やConnectionsに登録した友だちの動向が表示される。
プロフィールの情報は、公開するかどうかを段階的に指定できる。公開した情報はYahoo!のホームページ、メール、メッセンジャーに反映されるほか、設定によっては友だちがサードパーティーのアプリケーションを追加すると、自分のプロフィールがそのサードパーティーに取得されるようになる。
Yahoo!はこのユニバーサルなプロフィールページを「Yahoo! Open Strategy(Y!OS)」の主要素と位置付けている。Y!OSは開発者やパブリッシャーが同社のサービスやデータを活用できるオープンプラットフォームを提供する戦略で、開発者向けYahoo!検索活用プラットフォームの「SearchMonkey」もこの戦略の一環だ。
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ビデオや写真をチャットウィンドウ内で表示する機能などが加わった。
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