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ATOKとWebサイトを連動させるAPI公開

ATOKをWebサイトやDBと連動させられる「ATOKダイレクト」機能のAPIが公開された。住所録と連携させたプラグインを作成し、ATOKの変換候補に電話番号や住所を表示する――といったことが可能だ。

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 ジャストシステムは10月30日、「ATOK 2008」に搭載している「ATOKダイレクト」機能のAPIを公開した。WebサイトやデータベースとATOKを連携させたプラグインを、PerlかRubyで作成できる。

 ATOKダイレクトは、アプリケーションやWeb上のコンテンツとATOKを連動させられる機能。サイトとの連動は、ATOKがサーバに直接アクセスして情報を入手し、その情報をATOKの候補ウィンドウや解説ウィンドウに表示する仕組みだ。

 APIを活用して自分の住所録と連携したプラグインを作成すれば、名前を入力することで候補ウィンドウに電話番号や住所を表示し、選択して入力するといったことが可能になる。ニュースや株価、天気予報などのWebサイトと連携すれば、Webブラウザを立ち上げずにATOKから入力・変換するだけで情報を入手できるようになる。

 「ATOK 2008 for Windows」のみ対応し、Macintosh版では利用できない。動作確認したPerlとRubyのバージョンはPerlがActivePerl 5.8.8 build 822、RubyがRuby 186-25。

 これまで、ATOKダイレクトを使い、最新の「はてなキーワード」をATOKで参照・一発変換できる「ATOKダイレクト for はてな」や、Yahoo!検索と連動し、入力したキーワードをそのままWeb検索できるようにした「ATOKダイレクト for Yahoo!」などを公開している。

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