スマートフォンのビジネスユーザー満足度調査で、iPhoneを提供するAppleが首位を獲得した。米調査会社J.D. Powerが11月6日、「2008 Business Wireless Smartphone Customer Satisfaction Study」で発表した。
今年2年目となる同調査では、スマートフォンの5つの評価項目に対する満足度をまとめ、全体的な満足度を算出した。評価項目は使いやすさ、OS、物理的なデザイン、機能、バッテリーの5つで、評価の比重はそれぞれ27%、24%、21%、18%、10%となっている。
1000ポイント満点で、Appleが778ポイントを取得して1位を獲得。2位がBlackBerryのRIMで703ポイント、3位がSamsungで701ポイントとなった。
またビジネスユーザーが購入したスマートフォンの平均価格は216ドルで、前年の調査時の261ドルから下がっている。AppleのiPhone購入者の購入価格が平均337ドルと最も高く、一番安いのはMotorolaユーザーで平均169ドルだった。
スマートフォン購入の決め手としては、インターネット接続機能を挙げた人が45%、メールアカウントが利用可能であることが41%、デザインが39%、Bluetooth機能が37%、キーボード様式が37%だった。
調査はスマートフォンを所有するビジネスユーザー1388人を対象に、2008年8月から9月にかけて実施された。
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