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ロボットの手からチケット購入 NECが考えた、電子マネーの使い方

ロボットの手に携帯電話をかざしてチケットを購入できる券売機など、FeliCaリーダー/ライターの応用例をNECが「iEXPO」で提案している。

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 ロボット型の券売機に卵形の自動チェックインカウンター――NECはプライベートイベント「iEXPO 2008」(11月11日〜13日、東京国際フォーラム)で、FeliCaリーダー/ライター搭載端末の応用例を展示している。

 複数の電子マネーに対応したFeliCaリーダー/ライターは、コンビニエンスストアのPOS端末や飲料自動販売機などで搭載が進んでいる。iEXPOではコンセプトモデルを展示し、新たな可能性を提案。技術的にはすぐにも実現可能なものばかりだ。


画像 ロボット型端末
画像 卵型の自動チェックインカウンター
画像 複数の電子マネーに対応した自動販売機も展示していた

 ロボット型端末はテーマパークなどに設置することをイメージした。ロボットの胸部分に付いているタッチパネル上で電子マネーを選択し、ロボットの手のひらに携帯電話をかざすとチケットを購入できる。決済時、携帯にクーポンを配信する機能も備えた。

 自動チェックインカウンターは白い卵のような形で、上部にタッチパネルとFeliCaリーダー/ライターが付いている。ホテルのロビーなどに置き、客が携帯電話を使って、宿泊代を支払うというイメージで開発した。


画像 ロボット型端末
画像 ロボット端末のタッチパネル。複数の電子マネーから選択できる
画像 卵型端末のタッチパネル

 ロボット型端末と卵形端末の両方にカメラを搭載し、顔認識技術を使った機能を導入できる。例えば卵型端末では、事前に顔を登録しておけば、カメラに顔を向けるだけでチェックインでき、携帯電話がルームキーになるというデモを行っていた。

 ロボット型端末では、あらかじめ顔や年齢といったデータを登録しておくと、カメラに顔を映すだけでテーマパークのおすすめプランを提案してくれるという仕組みを紹介していた。

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