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パナソニック、PDP生産を尼崎に集約 茨木は開発拠点に

パナソニックはPDP量産拠点を尼崎に集約する。茨木の第2工場は年内をめどにPDP生産を終了、生産フロアを液晶や有機ELパネル開発拠点に転換する。

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 パナソニックは11月19日、PDPの量産拠点を尼崎拠点(兵庫県尼崎市)に集約すると発表した。第2工場(大阪府茨木市)は年内をめどにPDP生産を終了、パネル生産フロアを液晶や有機ELパネル開発拠点に転換する。

 第2工場はPDP生産初期の工場で、42インチの面取り数は3面。尼崎拠点の第3工場は6面取り、第4工場は8面取り、建設中の第5工場は16面取りと効率が高く、尼崎拠点に量産機能を集約することでコスト競争力を強化する。

 茨木の第1工場は昨年量産を終了し、今年5月からPDPの開発試作工場として稼働している。第2工場のPDP生産フロアはテレビ用液晶パネルや有機ELパネルの開発試作工場としての活用を検討。同一拠点内の第1工場と連携することで、薄型テレビ事業全体の開発リソースの相互活用が円滑に図れるとしている。

 第2工場内のセット組み立て機能は拡充を検討する。

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