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Microsoft、「モジュール式」データセンター構想を発表
「Generation 4 Modular Data Center」は、サーバなどのコンポーネントを収めたコンテナや電気設備をモジュールとして組み立てる、スケーラブルで低コストなデータセンター構想だ。
米Microsoftは12月2日、同社の向こう5年間のクラウドデータセンターインフラの基盤となる「Generation 4 Modular Data Center」構想を明らかにした。
この「Gen 4」データセンターを要約すると「モジュール方式でスケーラブルかつ効率的で、世界中のどこへでも迅速かつ安価に提供できる、ジャストインタイムのデータセンタープログラム」となるという。
モジュール方式とは、サーバ群や機械・電気設備などデータセンターに必要なコンポーネントを「モジュール」として工場で製造し、それをデータセンターで組み立てること。モジュール単位で簡単に追加できるため、データセンターを小さな規模から迅速に設置でき、必要に応じて拡張できるとしている。また同じモジュールを使うことで、製造コストを低く抑えられるという。
また重要度が低く、ハードウェアへの依存度が低いアプリケーションについては、冗長性がなく、温度調整機能のない低コストのモジュールを採用するなど、コスト削減のための柔軟な選択が可能という。
データセンターで使用する水や銅の量、エネルギー消費量の削減も徹底し、PUE(電力使用効率)は、2012年までに1.125以下を目指す。
詳しい解説ビデオをサイトで見ることができる。
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