米IBMは1月6日、Mac OS X Leopard向けの「Lotus Notes 8.5」をリリース。無料オフィススイート「Lotus Symphony」を今月中にMac向けに提供することも明らかにした。
Lotus Notes 8.5は、メールサーバに添付ファイルのコピーを1部のみ保存するインテリジェントなストレージ節約機能を備え、ディスクスペースを推定40%節約できるという。また、IM、To Doリスト、予定表などのツールを1つの画面に並べて使い勝手を高めたとしている。
ソーシャル機能面では、Google、Yahoo!などで公開されているオンライン予定表との統合で、Lotus Notesの仕事用の予定表と、オンラインの家族の予定表を一度に閲覧できるようになった。コラボレーションソフトのLotus Sametimeとも緊密に連係し、誰がオンラインにいて通信できるのかを確認して、IMやVoIPでやりとりできる。
IBMは「Lotus iNotes 8.5」も発表。同ソフトでは、Notesユーザーライセンスを持っていれば、Safari経由でどこからでもNotesにアクセスでき、Notesの予定表とGoogleカレンダーを統合することもできる。同ソフトは標準的なウィジェットもサポートする。
Lotus Notes 8.5はWindowsおよびLinuxでも利用できる。
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