米Googleは1月14日、同社人材採用部門の縮小とオフィス数カ所の閉鎖を発表した。
景気後退で人材採用数が減少したことに伴い、同社はまず外部の人材仲介業者との契約を解消したが、さらに社内人材採用部門から最大100のポジションを削減することに踏み切ったという。同社は公式ブログで「彼らの多くがGoogle社内で新たな職に就けることを願っている」と述べている。
また米テキサス州オースティン、ノルウェーのトロンハイム、スウェーデンのルーレオにあるオフィスの閉鎖も発表した。同社は昨年9月にアリゾナ州立大学テンペ校内のオフィスを閉鎖すると発表している。今回の閉鎖は70人の技術者に影響するが、Googleは可能な限り技術者らを引き止めたいとしている。
同社第4四半期(10〜12月期)の決算発表は、1月22日に予定されている。
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