米Googleは1月20日、新聞広告の販売を仲介する「Print Ads」プログラムを終了する。
Print Adsは、広告主がGoogleのシステムを介して新聞に出稿できるというもの。Googleは、新たな収入源として期待していたが、望んでいたほどの効果がなかったと説明している。同プログラムは2月28日に終了し、既に広告キャンペーンを予約している広告主は3月31日まで広告を掲載できる。
同プログラムは2006年11月に開始され、米50紙が参加した。その後広告ネットワークは800紙以上に拡大したが、大きな収入源にはならなかった。Googleは、Print Adsは適切なソリューションではなかったとし、今後も新聞社を支援する方法に取り組むとしている。
Googleは最近、Google Video、Google Notebook、カタログ検索など複数のサービスで新規受付やサービスそのものを終了している。
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