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ライブドア、フジテレビに賠償金310億円支払いで和解
旧ライブドアの堀江元社長らによる証券取引法違反事件で同社株価が下がり損害を受けたとしてフジテレビが起こした訴訟は、ライブドアが約310億円を支払うことで和解が成立した。
ライブドア(現LDH)の堀江貴文元社長らによる証券取引法違反事件で同社株価が下がり損害を受けたとして、フジ・メディア・ホールディングス(旧フジテレビジョン)がライブドアに対し、約345億円などの損害賠償を求めた訴訟は1月22日、東京地裁で和解が成立した。
ライブドアがフジに約310億5400万円の賠償金を支払うことで和解した。フジは、費用を差し引いた残額を2009年3月期に特別利益として計上する予定。
フジテレビは第三者割当増資を引き受ける形でライブドア株式を総額440億円で取得。だが証取法違反事件を受けてライブドア株式の上場が廃止され、フジテレビは保有株式をUSENの宇野康秀社長に総額95億円で売却。その差額の賠償を求めて07年3月に提訴していた。
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増資の引き受けで取得したライブドア株価が下がり、多額の損失をこうむったとして、フジテレビはライブドアに345億円の損害賠償などを求める訴訟を起こした。
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