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Cisco、クラウド対応のメールセキュリティサービス「IronPort Email Security」を発表
Ciscoの新メールセキュリティサービスは、アプライアンスを顧客側で管理するオンプレミス型、SaaSとして提供するホスティング型、それらのハイブリッド型から選択することができる。
米Cisco Systemsは3月3日、メールセキュリティサービス「Cisco IronPort Email Security」を発表した。サービスはホステッド、オンプレミス、両者のハイブリッドの3種類で提供される。
IronPort Email Securityはスパム対策、データ損失防止、ウイルス防御、認証、リポーティングなどの高度なセキュリティ機能を企業ユーザーに提供するという。ホステッド型では、Ciscoのデータセンターのネットワークでホスティングされる。共用インフラを使わないため、顧客は最高のアップタイムと、データ汚染リスクからの最大の防御を享受できるとしている。オンプレミスとクラウドのハイブリッド型では、受信トラフィックの管理をクラウドで、送信トラフィックの管理を顧客のオンプレミスで行うことができる。
CiscoはIronPort Email Securityを4月に提供開始する。価格は採用するサービスのタイプによって異なる。
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Cisco Systems(シスコシステムズ) | セキュリティ | アイアンポートシステムズ | メールセキュリティ | セキュリティサービス | SaaS | クラウドコンピューティング
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