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身長158センチ・超リアルな日本人女性型ロボット、ファッションショーに出演へ

産総研が開発した新型ロボット「HRP-4C」は、日本人青年女性の平均的な体型とリアルな頭部を備える。エンタメ分野への応用を目指し、ファッションショーへの出演も決まったという。

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 身長158センチ・体重43キロ(バッテリー含む)──日本人青年女性の平均的体系とリアルな頭部を備える人間型ロボットを産業技術総合研究所が開発した。関節位置なども実際の女性の平均値を参考にしており、人間に極めて近い動作を実現したという。エンターテインメント分野の応用などを期待し、3月下旬に行われるファッションショーに出演を予定している。

 開発した新型「HRP-4C」は。「日本人人体寸法データベース」を参考に日本人の青年女性の体型を再現した上、女性のリアルな顔を持つ頭部も備えた。

 顔に8自由度を設けるなどし、歩行動作や前進動作をモーションキャプチャーで計測したデータを参考にすることで、人間に近い動作を実現したという。産総研が開発した「HRP-2」などの技術に加え、「ASIMO」を開発した本田技研工業の特許技術も導入した。

photophotophoto 「Promet」(HRP-2)のプロトタイプ発表から7年

 現状では動画が限られているが、人間に非常に似た動きができるため、展示会やイベントなどでの活躍を期待。人間のシミュレーターとして、機器の評価などへの応用も可能とみている。3月23日に開幕する第8回「東京発 日本ファッション・ウィーク」のファッションショーの1つに出演を予定しているという。

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