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Sun、Wind River Linux 3.0のUltraSPARC T2への移植を発表
Wind River Linux 3.0はSunのCMTプロセッサに対応する初のCGLとなる。
米Sun Microsystemsは3月17日、米Wind River SystemsがLinux OS「Wind River Linux 3.0」およびEclipseベースの開発スイート「Workbench」の「UltraSPARC T2」プロセッサへの移植を完了したと発表した。
Wind River Linux 3.0はSunのCMT(チップマルチスレッド)プロセッサに対応する初のキャリアグレードLinux(CGL)になるという。Sun Netra T5220サーバおよびNetra CP3260 ATCAブレードサーバなどで稼働する。また、UltraSPARC T2のRDK(リファレンスデザインキット)でも入手可能。
Sunは、この移植によりUltraSPARC T2とCGLは統合・最適化され、開発者は次世代ネットワーキングアプリケーションを迅速に開発・導入できるとしている。
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