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ホテルでも減る新聞購読――Marriottが客室への提供を縮小

Marriottは客室に自動的に新聞を届けるのではなく、宿泊客が望んだ場合にのみ届ける方針に変更する。1年間で1800万部の削減を見込む。

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 米ホテルチェーンMarriott Internationalは4月13日、宿泊客の新聞の配達をオプションにすることを発表した。

 同社はこれまで客室に無料で新聞を届けていたが、宿泊客の新聞への需要が25%低下したことから、要望があった場合にのみ新聞を配達する方針に転換する。ごみの削減にもつながるとしている。

 6月1日からMarriott Hotels & Resorts、JW Marriott Hotels & Resortsなどのフルサービスのホテルで、チェックイン時に宿泊客に新聞が必要かどうかを尋ねる。宿泊客はUSA Today、Wall Street Journal、地元紙から選べる。ポイントプログラム「Marriott Rewards」の会員は、オンラインで新聞に関する設定ができる。

 またCourtyard、Fairfield Innなどのホテルでは、4月20日からロビーに無料の新聞を置く方式にする。

 Marriottはこの変更により、客室に配る新聞が1日におよそ5万部、1年間に1800万部減ると見込んでいる。1万トンあまりの二酸化炭素排出を避けられるという。

 会長兼CEOのJ・W・マリオット氏は次のように述べている。「わたしは年に250を超えるホテルを訪れるが、廊下を歩いているときに、顧客に求められていない新聞をまたぐことがよくある。新しいプログラムはこれまでよりも顧客にフォーカスしている」

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