ニュース
IntelとNovell、Moblin搭載Netbookで提携:Atomミニノートをサポート
NovellはAtomプロセッサ向けLinux「Moblin」が稼働するNetbook用のソフトウェアを開発するほか、台湾に「Novell Open Labs」を設置する。
米Intelと米Novellは5月7日、オープンソースLinuxの「Moblin」搭載Netbook(ミニノートPC)に関する提携を発表した。
この提携に基づいて、NovellはMoblinベースのNetbookに向けた製品を開発するほか、台湾にMoblin関連研究施設「Novell Open Labs」を設置する。Novell Open Labsは、Intelと台湾のInstitute for Information Industry(III)の合弁会社Taiwan Moblin Enabling Center(MEC)と共同で、Moblinコンプライアンスの設計に取り組む。
MoblinはIntelのAtomプロセッサ搭載Netbookに特化して設計されたオープンソースのLinux。Moblinプロジェクトは現在、Linux Foundationが運営している。Novellは2008年10月にMoblinプロジェクトに参加し、ウィンドウやメールといったMoblin OSの機能の開発に貢献した。
関連記事
- Atomミニノート向けLinux「Moblin」、αリリース
IntelのAtomプロセッサを搭載したミニノートPC向けのLinux「Moblin Core Alpha for Netbooks」が公開された。 - Android搭載Netbook、7月にも250ドルで登場か
- gOS、Netbook向けブラウザOS「Cloud」発表
- [WSJ] “ミニノート用Windows 7”は勝てる賭けか?
関連リンク
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.