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Googleロビイストのオバマ政権入り、消費者団体が反対

Googleのロビイストが副国家CTOに任命されるとの報道に、消費者団体が「特定の権益にかかわる人間を、国家の将来にとって重要な役職に就けるべきではない」と反対している。

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 米政府がGoogle幹部を副CTO(最高技術責任者)に起用するとの報道を受け、消費者団体が「ロビイストと政府機関の癒着を断つことを目指したオバマ大統領の倫理規定に違反する」と反対の声を上げている。

 政府からの正式発表はまだないが、先ごろから、Googleの国際公共政策担当ディレクター、アンドリュー・マクラフリン氏が副国家CTOに任命されると報じられている。

 消費者団体Consumer WatchdogとCenter for Digital Democracyは6月3日、マクラフリン氏の起用に反対する書簡をホワイトハウスに送った。マクラフリン氏の起用は「大統領命令の意図に反する」と主張している。

 「マクラフリン氏は世界最大のデジタルマーケティング企業のロビイストだ。特定の権益にかかわる人間を、国家の将来にとって重要な役職に就けるべきではない。Microsoftでも、Yahoo!でも、ほかのIT企業のロビイストでも、副国家CTOにはふさわしくない」と両団体は訴えている。

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