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民主党が“東京SNS” Wikipedia風の生活情報ページも
都議会選を前に、民主党が新サイト「東京ライフ」をオープンした。都民向けSNSも開設。「生活者視点での政策立案につなげる」としている。
民主党は、東京都議会議員選挙(7月3日告示、22日投開票)を前に、都民向け新サイト「東京ライフ」をオープンした。民主党所属の区議会議員などが参加するSNS「電子フォーラム」や、Wikipedia風の生活情報ページを備えている。携帯電話からもアクセスできる。
電子フォーラムはmixiのようなSNS形式で、都内在住・在勤の人向け。ユーザー登録すれば、日記を更新したり、ほかのユーザーとメッセージ交換したり、「児童福祉分科会」「新型インフルエンザ関連情報」などのコミュニティーに参加して議論できる。「生活者視点での政策立案につなげる」としている。
都の生活情報を提供する「東京ペディア」は、Wikipediaに似たユーザーインタフェースで、出産、保育、医療などの情報を閲覧可能。Wikipediaの関連情報へのリンクも設置した。コンテンツは若手議員が更新する。
都議会議員選のマニフェスト「Tokyo Manifest 2009」も掲載。メールや電子フォーラムで意見を募集する。
サイトは都議会選後も継続する予定。「一過性のキャンペーンにとどまらず、市民の知恵や想いを政策に結び付ける場として東京ライフを活用する」としている。
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