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文脈解析で隠語も判別 NICT、有害情報検出技術の研究をKDDI研に委託

ネット上の違法・有害情報を判別する技術開発を、NICTがKDDI研究所に委託した。隠語も自動抽出できる技術を研究し、監視業務を支援する。

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 独立行政法人・情報通信研究機構(NICT)はこのほど、インターネット上の違法・有害情報監視を効率化するための支援技術の研究・開発を、KDDI研究所に委託すると発表した。

 単語の前後の文脈を解析し、隠語も自動抽出できる技術の研究開発を委託。違法・有害情報の候補を自動抽出することで、監視業務を行う人員を半分程度に抑えることが目標だ。NGワード検出など既存の技術は隠語に対応できず、目視による監視に頼っていた。

 研究期間は、2011年度までの3年間。2009年度の予算の上限は1億8000万円程度。

 4〜6月に公募し、5件の応募があり、学識経験者で構成する評価委員会の評価を経て決定した。

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