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「超多様性市場としてのコミケ」考えるシンポジウム、14日に
コミックマーケット準備会は、シンポジウム「ユーザーが産み出す超多様性市場としてのコミックマーケットとその今後」を8月14日に開く。
コミックマーケット準備会は、シンポジウム「ユーザーが産み出す超多様性市場としてのコミックマーケットとその今後」を、「コミックマーケット76」1日目の8月14日午後1時から、東京ビッグサイト会議棟7階の国際会議場で開く。
パネリストとして準備会の筆谷芳行共同代表と、出口弘東京工業大教授、田中秀幸東京大准教授が参加し、中村仁東工大・東大特任講師がモデレータを務める。
多様な創作活動が一堂に会するコミックマーケットの「場」としての市場的機能が、コンテンツにおける創造・流通と消費の各プロセスにどう関わっているか、また社会にどのような影響を与え、関わっているかを、社会システム論とネットワーク経済という学術的な視点から明らかにするのが狙い。
参加は無料だが、Webサイトからの事前申し込みを呼び掛けている。
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