マイクロブログサイトのTwitterが8月15日(米国時間)に再びダウンした。8月に入ってTwitterがダウンしたのは、6日と11日に続いて3度目となる。
Twitterは15日、サイトに掲載したステータスメッセージで「突発的なダウンタイムに見舞われ、復旧に努めている」と報告。その後サイトは復旧し、原因は外部にあるとみて調べていることを明らかにした。
TwitterでAPI開発サポートを担当するダグ・ウィリアムズ氏はGoogle Groupsで、「われわれは再びサイト復旧のための措置を取る必要があるが、それが原因でAPIのダウンタイム発生が予想され、特にOAuthへの影響が見込まれる」と説明している。OAuthはAPIのアクセス権を制御するためのプロトコルで、8月初旬に出回ったスパムDMに悪用されたこともある。
Twitterは6日と11日にも、サービス妨害(DoS)攻撃を受けて一時的にダウンしている。
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