ラオックスは9月9日、読売新聞の取材に応じた羅怡文社長が「東京・秋葉原の全店舗を総合免税店に改装する方針を明らかにした」という記事について、「秋葉原全店を総合免税店に切り替えるという発言はしておらず、全店の改装と、免税事業を営む店舗の扱い商品を拡大して総合免税店にしていくと回答した」として記事内容を否定するコメントを発表した。
ラオックスは中国家電量販最大手・蘇寧電器傘下でリストラを進めており、郊外店から撤退して秋葉原の5店舗に集約する方針。読売新聞の記事は9日付けで、羅社長の発言として「東京・秋葉原の全店舗を中国など外国人旅行客向けの総合免税店に改装する」と報じた。中国人旅行客に対する観光ビザが解禁されたのを受け、集客増が期待できるため、としている。
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